職場のモノを壊そう
昔10時間かかった仕事は、テクノロジーの発展により1時間でできるようになった。しかし私たちは9時間休めるわけじゃない。浮いた9時間は誰のものになったのだろうか? その答えは富裕層であり、IT億万長者(テック・ビリオネア)だった──。 現代では、私たちの9時間を金持ちが巧みに掠め取り、奪われた側もほとんど疑問に思われなくなってしまった。「金持ちのために働く」ことが当たり前になった世界を、どうすれば変えられるだろうか? 世界的投資家であるウォーレン・バフェットはかつて、「階級闘争は富裕層側からも仕掛けられており、しかも富裕層は勝ちつつある」と勝利宣言を行った。その階級闘争は、まさしくテック・ビリオネアが技術(テック)を通じて仕掛けたものである。 スマホとAIで、私たちは本当に幸せになれただろうか?また、スマホを見る時間は好きだろうか?本書は、億万長者ではない私たちの見取り図と戦略を記す。 著者のミュラーは、「AIが賃労働を肩代わりし、人間は働かなくてもよくなる」というビジョンが永遠に先延ばしされたユートピアであることを示した上で、さまざまな現実的ヒントを取り上げる。ヒントは管理を逃れること、古いものの修理、ネット黎明期のハッカー、そして、「職場のモノを壊す」こと──? テクノロジーに希望を見出す人、不安を抱く人、双方が必ず通る「社会とテクノロジー」の問題系を幅広く網羅。スリリングで圧倒的に面白い、希望の書が待望の刊行。私たちがこの本を読む理由は山ほどあるのだ。 ★木澤佐登志さん推薦! 機械(オートメーション)との闘争は、私たちの〈自律〉を取り戻すための闘争に他ならない。労働とテクノロジーの未来について考えるための、最良の入門書。
- 著者
- ギャヴィン・ミュラー、萩田翔太郎
- 出版社
- 堀之内出版
- 発売日
- 2026-10-30
- 価格
- 2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784911288283
発売まであと51日
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