地域福祉実践の社会理論

社会福祉政策のブレークスルー  介護保険制度の導入により、日本の高齢者福祉は世界に誇る水準を達成した反面、財政的に限界に達しつつあるといわれます。介護サービスを減少するのと引き換えに、政府が活用するようになったのが地域福祉政策。しかし一般にイメージされるボランティア活動などは一部にすぎず、地域福祉の現場では豊饒で多様な実践が共有されていることを本書は発見します。地域福祉実践の先進事例を、社会理論(モースの贈与論、シュッツの認識論、ダールの規模論)を大胆に援用して読み解き、類型化・抽象化した上で統合的理解を試みます。一人一人の生きがい、心の平安、霊的な幸福も、地域・社会福祉の対象となりうること、そうしたケアを包含するような質的転換をはかる地域福祉政策の未来像を構想します。著者は福祉社会学会奨励賞を受賞した気鋭の社会学者、装画は山本浩二画伯作品「黒松」。

著者
山本 馨
出版社
新曜社
発売日
2018-03-20
価格
4,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788515734

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