つながりあういのちの心理臨床

著者は看護心理学の専門家として指導と患者・家族のカウンセリングにあたってきましたが、その原点には、自らの幼子をなすすべもないまま病気で亡くした経験がありました。まだ言葉も発することができない子どもが産まれ、死んでいったことを受け止め切れないままに、不治の病とされ、最後には言葉を発することはおろか身動きさえできなくなる筋萎縮性側索硬化症の患者さんたちのカウンセリングに携わります。回復の見込みを持てない患者さんたちのそばに、ただいることしかできないケア提供者とは何なのか、どうあったら良いのかを模索しつつ、つながりあう「いのち」という概念にたどり着きます。技術論を超えて、看護・介護の在り方の根源に触れる思いを禁じ得ない本です。著者は、聖路加看護大学教授を経て、現在淑徳大学総合福祉学部教授。

著者
木村 登紀子
出版社
新曜社
発売日
2009-03-30
価格
3,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788511514
ページ数
292ページ

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