クラウゼヴィッツの歴史・政治著作集

19世紀プロイセンの軍人・軍事思想家クラウゼヴィッツ(1780–1831)が、『戦争論』とは別に生涯にわたって書きつづけた歴史論考と政治論考を集成した著作集。スペイン継承戦争の覚書、1806年プロイセン崩壊の分析、恩師シャルンホルストの評伝、ナポレオンのロシア遠征の記録、そして軍制改革・ドイツ統一・ポーランド問題をめぐる政治論考まで、歴史著作6篇・政治著作11篇を収める。 編者はクラウゼヴィッツ研究の世界的権威ピーター・パレットとダニエル・モラン。原書は英語圏でクラウゼヴィッツ研究の必読文献とされてきたもので、その全訳としては本書が初の邦訳となる。 【目次】 序文 謝辞 略語一覧 地図一覧 第一編 歴史著作集 序章 第一章 「ウルサン公妃に宛てたマントノン夫人の手紙を読んでのスペイン継承戦争についての若干の覚書」(1826年以降) 第二章 「オーストリア継承戦争についての考察」(1820年代初頭) 第三章 「プロイセンの大破局に関する考察」(1823–1825年)より 第四章 「シャルンホルストの生涯と人物像について」(1817年) 第五章 『1812年ロシア戦役』(1823–1825年)より 第六章 「1814年フランス戦役の戦略批判」(1820年代初頭)より 第二編 政治著作集 第二編への序論 第七章 歴史と政治に関する覚書(1803–1807年) 第八章 「ドイツ人とフランス人」(1807年) 第九章 歴史と政治に関する覚書(1807–1809年) 第十章 フィヒテへの書簡(1809年) 第十一章 「政治宣言」より(1812年) 第十二章 ドイツ連邦軍について(1818年) 第十三章 「我が国の軍事制度」(1819年) 第十四章 「プロイセン式ラントヴェーアの政治的利点と欠点について」(1819年) 第十五章 「反政府活動」(1820年代初頭) 第十六章 「ポーランド分割以後のヨーロッパ」(1831年) 第十七章 「ドイツの存立に関する根本問題について」(1831年) 概説及び解説 訳者解説 参考文献 註 索引
- 著者
- カール・フォン・クラウゼヴィッツ、ピーター・パレット、ダニエル・モラン、加藤 朗
- 出版社
- 芙蓉書房出版
- 読者対象
- 専門書
- 内容
- 政治・国防・軍事
- 発売日
- 2026年11月7日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 6,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784829509340
- ページ数
- 586ページ
- 判型
- A5判
発売まであと22日
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序文 謝辞 略語一覧 地図一覧 第一編 歴史著作集 序章 第一章 「ウルサン公妃に宛てたマントノン夫人の手紙を読んでのスペイン継承戦争についての若干の覚書」(1826年以降) 第二章 「オーストリア継承戦争についての考察」(1820年代初頭) 第三章 「プロイセンの大破局に関する考察」(1823–1825年)より 第四章 「シャルンホルストの生涯と人物像について」(1817年) 第五章 『1812年ロシア戦役』(1823–1825年)より 第六章 「1814年フランス戦役の戦略批判」(1820年代初頭)より 第二編 政治著作集 第二編への序論 第七章 歴史と政治に関する覚書(1803–1807年) 第八章 「ドイツ人とフランス人」(1807年) 第九章 歴史と政治に関する覚書(1807–1809年) 第十章 フィヒテへの書簡(1809年) 第十一章 「政治宣言」より(1812年) 第十二章 ドイツ連邦軍について(1818年) 第十三章 「我が国の軍事制度」(1819年) 第十四章 「プロイセン式ラントヴェーアの政治的利点と欠点について」(1819年) 第十五章 「反政府活動」(1820年代初頭) 第十六章 「ポーランド分割以後のヨーロッパ」(1831年) 第十七章 「ドイツの存立に関する根本問題について」(1831年) 概説及び解説 訳者解説 参考文献 註 索引
著者について
カール・フォン・クラウゼヴィッツ
1780年プロイセン王国マクデブルク近郊ブルク生まれ。軍人・軍事思想家。12歳で軍籍に入り、対仏戦争やナポレオン戦争に従軍。ベルリンの士官学校で学び、参謀将校として軍制改革に関わる。晩年に主著『戦争論』の執筆に専念したが、1831年にブレスラウ(現ポーランド・ヴロツワフ)で病没。その未完の草稿は妻マリーにより刊行された。戦争と政治・社会との関係を理論的に捉えたその思想は、今日も戦略研究の古典である。
ピーター・パレット
ドイツ・ベルリン生まれのアメリカの歴史学者。ロンドン大学キングズ・カレッジでマイケル・ハワードの指導のもと博士号を取得(1960年)。カリフォルニア大学デービス校、スタンフォード大学教授を経て、1986年よりプリンストン高等研究所アンドルー・W・メロン人文学教授、1997年より同名誉教授。近代ヨーロッパ史、軍事史、思想史を専門とし、クラウゼヴィッツ研究の世界的権威として知られる。著書にClausewitz and the State(邦訳=白須英子訳『クラウゼヴィッツ「戦争論」の誕生』中公文庫)、編著にMakers of Modern Strategyなど。マイケル・ハワードとともにクラウゼヴィッツ『戦争論』の英訳・編集を手がけた。
ダニエル・モラン
アメリカの歴史学者。ニューオーリンズ生まれ。イェール大学卒業、スタンフォード大学で博士号を取得。1986年から1988年までプリンストン高等研究所歴史学部門でピーター・パレットの研究助手を務め、1990年には同研究所のリサーチ・アソシエイトを務めた。米海軍大学校客員戦略教授を経て、1994年に米海軍大学院教授に就任。専門は近代の国際史、軍事史、戦略論。アーサー・ウォルドロンとの共編著にThe People in Arms、著書にWars of National Liberationなどがある。クラウゼヴィッツ研究・翻訳にも携わる。
加藤 朗
桜美林大学名誉教授。早稲田大学大学院政治学研究科国際政治修士(1981年)。防衛研究所助手、所員(1981~1996年)。スタンフォード大学フーヴァー研究所客員研究員(1985~1986年)、ハーヴァード大学国際問題研究所日米関係プログラム客員研究員(1989~1990年)、東西センター(ワシントン)客員研究員(2012~2013年)。桜美林大学国際学部(LA学群に改編)教員(1996~2022年)。専攻は国際政治学理論、安全保障、兵器史。 主要著書に『兵器の歴史』(芙蓉書房出版、2008年)、『現代戦争論』(中公新書、1993年)、『テロ:現代暴力論』(中公新書、2003年)、『入門:リアリズム平和学』(勁草書房、2009年)、『日本の安全保障』(ちくま新書、2016年)、『国際紛争はなぜ起こるか――ネオ・サイバネティックス紛争理論の構築』(桜美林大学出版会、2022年)、『硝石の軍事革命――近代世界を築いた「供給」の連鎖と科学の誕生』(芙蓉書房出版、2026年)ほか。 主要訳書に『火薬の母:硝石の大英帝国史――糞尿と森が帝国を支えた』(デーヴィッド・クレッシー著、あけび書房、2024年)、『黒色火薬の時代――中華帝国の火薬兵器興亡史』(トニオ・アンドラーデ著、芙蓉書房出版、2024年)。
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