笑う風ねむい雲
旅の窓から見ていたあわいの空やころがっていく風のことなど……。 アマゾンの老漁師の家にはベンジャミンという名のワニが棲みついていた。 チベットの怖い目をした仏さまにまた会いに行きました。 アンコール・ワットの遺跡群にくたびれたので痩せたノラ犬と一休みしていた。 氷河の上の三本の牙パイネ山塊に向かう馬の旅。 人はどこにでも住める。家ごと動き回ることもできる。 スコットランドの北でダウザーという水脈探し人に会った。 アザラシのためのバイオリン・コンサートを覗いてきました。 硫黄温泉の島。竹に覆われた島。トカラの一週間。 ニンジン島のやわらかい冬。三線とカチャーシのあつい夜。 草原の国モンゴルで光や時間や酒や馬のことなどについて考えた。 バリ島の贅沢な闇のなかたいまつの炎の下でしばらく黙りこんでいた。 メコン川のコン島にいた元気な少年少女たち。 九龍デルタの田舎の町でギラギラしていた海や川。 遠くから砂嵐がやってくるのを見たことがある。 やわらかい砂の海を西に進んでいくと塩の川があった。 アメリカに住む家族に会いに行く小さな旅のこと。 北の果てのまぼろしの集落『きらく』ものがたり。 一枚の写真-父のこと
- 著者
- 椎名, 誠, 1944-
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2015年1月発売
- 価格
- 580円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784087452754
発売済み