戦後社会教育の原点:IFEL(教育指導者講習)

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 IFEL(教育指導者講習)は、終戦以降の日本における社会教育の発展を企図し日本社会教育学会や中央青少年団体連絡協議会の結成へとつながっていく、まさに戦後社会教育の原点といえます。IFELで培われた組織や制度・人脈はもとより、このとき導入されたグループワークは現在に至ってもワークショップやファシリテーションの技法として発展し、生涯学習の分野で大きな影響を及ぼしています。  本書は、アメリカの情報公開による『GHQ/SCAP 資料』や、散逸して研究が困難であったIFEL関係史料(開催校の東京大学・お茶の水女子大学・東北大学・京都大学、受講側の日本青年館・日本YMCA 同盟・日本ボーイスカウト連盟)などの文献・講義録など著者による丹念な調査を撰修した希少な研究成果です。  社会教育・生涯学習に携わるすべての研究者及び関係者らの定本となる一冊として、是非ともお手元に置かれることをお薦めします。  

著者
田中 治彦
出版社
人言洞
読者対象
専門書
内容
教育
発売日
2026年10月2日
発売日の出典
openBD
価格
3,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784910917214
ページ数
108ページ
判型
A5判

発売済み

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目次

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序 章 IFEL・青少年指導者講習会研究の意義   1 IFEL とは  2 研究の目的  3 研究の方法  4 本書の構成 第1章 占領期の社会教育政策におけるIFELの位置  1 敗戦直後の教育政策  2 「米国教育使節団報告」  3 社会教育法の制定 第2章 IFEL実施当時の各青少年団体の状況  1 戦前の青少年団体  2 YMCA とYWCA  3 スカウト諸団体  4 青少年赤十字  5 日本青年館と青年団  6 ユースホステル 第3章 IFEL・青少年指導者講習会の企画と実施  1 IFEL 実施の経緯  2 IFEL の企画準備  3 第Ⅰ期IFEL の実施  4 第Ⅲ~Ⅳ期IFEL の実施  5 第Ⅴ期IFEL の実施 第4章 青少年指導者講習会とグループワーク理論  1 IFEL におけるグループワーク理論  2 YMCA・ボーイスカウトとグループワーク理論  3 青年団とグループワーク 第5章 IFEL・青少年指導者講習会の成果と影響  1 日米人事交流計画  2 青少年指導顧問制度  3 社会教育主事制度  4 中央青少年団体連絡協議会  5 日本社会教育学会 第6章 IFEL・青少年指導者講習会とは何であったか?  1 IFEL・青少年指導者講習会の位置と意義  2 IFEL 研究の今後の課題 附属資料  1 IFEL(教育指導者講習)の概要  2 IFEL・青少年指導者講習会の概要  3 IFEL・青少年指導者講習会に関する通達  4 昭和23年10月4日~15日 青少年指導者講習会議事録(抄)  5 青少年指導顧問制度職務規程  6 IFEL関係文献目録  7 『GHQ/SCAP資料』の中の青少年関係資料一覧  8 IFEL関係年表  9 ABSTRACT

著者について

田中 治彦

1953年東京生まれ。上智大学名誉教授,日本社会教育学会名誉会員,(認定NPO)開発教育協会顧問,(学)東京YMCA 学院評議員,龍ケ崎市最上位計画策定審議会副会長。(財)日本国際交流センター,岡山大学,立教大学,上智大学を歴任。YouTube「田中治彦のグローカルセミナー」主宰。専門は,開発教育,生涯教育,SDGs 論。 著書に『新SDGs 論』(人言洞),『SDGs と開発教育』『SDGs とまちづくり』『SDGs カリキュラムの創造』(以上,学文社),『グローバル時代の「開発」を考える』『18歳成人社会ハンドブック』(以上,明石書店),『成人式とは何か』(岩波書店),『ユースワーク・青少年教育の歴史』(東洋館出版社),『ボーイスカウト』(中央公論社)他多数。

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