日本の文学理論 : アンソロジー
小説の主脳は人情なり 直ぐ人生の隣りにゐる 私小説しか信用が置けない 内なる声と仮装 炭取が廻る 情念の深層に働きかける 実際の有のままを写す 写生趣味と空想趣味 描写はペインテングである 描写の気分 一元的描写 客観的共感性への不信 貴種流離の物語 天上から下界を見下ろすやうな態度 無人称の語り手 はなし・かたり・うた ツリー・モデルからデータベース・モデルへ 詩と非詩との識域 指示表出と自己表出としての文学作品 作品を「作品」であると保証する客観的な特徴はありうるか 七五調は四拍子 換喩と提喩との違い 詩的レトリックは言語の規範性に対する違犯の関係である 歴史の「自然」から脱する エゴの確立と小説 媒介された現実としてのフィクション 現実に「主人公」という人物は存在しない 小説言語を弁別する虚構記号 フィクション性の根源はコンテクストの違いにある 作品は作者の意識の如何に頓着なく、客観的な価値の対象となる 群が作者であり作者はただその慧敏なる代表者に過ぎなかつた 文学消費者を本位とする文学観 読者の主体的補充 大衆小説においては「観念共感」の比重はより大きい 〈趣向〉の優劣のみが作品の判断基準となる可能性 形象と展開 何事も発生学風に研究して行くことであります 文学の歴史を貫くものを、ことばによる想像の〈開拓性〉あるいは〈創造性〉とみたい 物語は放逐されるべきモノの語りである フルコトとモノガタリ 文学的内容の形式は〈F+f〉なり 言語による存在の表現それ自身 形象と情調の複合体 特殊な存在の裏に普遍的な本質をみる 文学はイデオロギーを形成する 「文学入門」という商品 日本近代文学と「ジャンル」論 ふたつの「第二芸術」論と詩歌 中国文学理論の日本への影響 欧米における私小説研究 美学から見た日本文学 日本の演劇理論 日本の映画理論
- 著者
- 大浦, 康介, 1951-
- 出版社
- 水声社
- 発売日
- 2017年6月発売
- 価格
- 6,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784801002401
発売済み
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