香港残響

誰かによって、声高に表明されることのない、人々の日常に刻印された記憶 2019年以降の急激な政治変動の中で、偶然に、あるいは不可避的に生起し、人々の感情を強く喚起したさまざまなポピュラー文化。 その生成の背景を、内的な文脈に基づいて読み解くことで、危機の時代の香港社会が抱えていた課題、決して声高に語られることのない「空白部分」が鮮やかに浮かび上がる。 ヒットソングや、ショッピング・モールや、ミルクティーや、あるいはヘルメットやゴーグル、特定の日付や地名が、二〇一九年以降にこれほど大きな意味を持つことを、事前に予測できた人はおそらくいない。(本書「おわりに」より)

著者
小栗 宏太
出版社
東京外国語大学出版会
発売日
2024-08-31
価格
2,900円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784910635125
ページ数
360ページ

発売済み

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