消してはならない歴史と「連帯の未来像」

*中野重治の朝鮮認識を研究する講師は次のように指摘する。「新たな連帯の端緒というのは、日本人が自発的に「被圧迫民族」の位置に登っていくこと、言い換えれば「圧迫民族」への権力意志を自発的に断念することにある。 ──これが、中野の朝鮮認識の一つの到達点ではないか」————日本と韓国・朝鮮の間には、未だ超えることができず、そして消してはならない歴史がある。国境を超えたインターナショナリズム、その連帯の未来像はどのようなものなのか? 関東大震災・朝鮮人虐殺から百年の今年、友好と信頼への道を考えさせる講演録。第Ⅰ講講師:廣瀬陽一(ひろせ・よういち)大阪公立大学客員研究員「民族的連帯から見るインターナショナリズム──中野重治の朝鮮認識を手がかりに」第Ⅱ講講師:内海愛子(うつみ・あいこ)「同進会」を応援する会代表「キムはなぜ裁かれたのか― BC級戦争裁判」第Ⅲ講講師:山本すみ子(やまもと・すみこ)姜徳相聞き書き刊行委員会「時務の研究者「姜徳相」 関東大震災時の朝鮮人虐殺研究 その思い」

著者
裵哲恩
出版社
社会評論社
発売日
2023-09-11
価格
900円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784784511655
ページ数
112ページ

発売済み

    Xでシェア

    関連書籍

    広告