越境する書物

越境する書物―目次 目次 越境する書物―変容する読書環境のなかで 序章 書物と場所の歴史学 1 なぜ書物がそこにあるのか 2 リテラシーの歴史とは 3 本書の構成 第Ⅰ部 越境する書物 第一章 書物の場所と移動の歴史 書物の日米関係から 1 越境する書物の背景 2 読者は作られる―米海軍日本語学校 3 戦時期の日本語教育と教科書 4 戦争と書物接収―ワシントン文書センター 5 書物返還の政治学 6 米議会図書館における接収図書 7 日本占領下での図書収集 8 書物と場所の政治学 第二章 書物の戦争・書物の戦後 流れとしての占領期接収文献 1 書物の戦場 2 ふたつの検閲 3 占領期各大学の資料収集 4 輻輳する接収ルート 5 プランゲ・コレクションの入手 6 膨大な文献を前に 7 接収文献のその後―占領期刊行物 8 接収資料のその後―戦前検閲図書 9 接収資料のその後―陸海軍関係資料など 10 流れとしての接収文献 第三章 今そこにある書物 書籍デジタル化をめぐる新たな闘争 1 これは書物ではない 2 明治期刊行図書のマイクロ化 3 複製という商品 4 誰が写していたのか 5 書物の変容 6 データベース・リテラシー 7 古典籍総合データベース 8 本にたどりつく仕組み 9 グーグルブックス図書館プロジェクト 10 知の占有と公共性 11 何をデジタル化するべきか 12 学術の生命線とフィジカル・アンカー 第Ⅱ部 書物と読者をつなぐもの 第四章 一九三三年、米国日本語図書館を巡る 高木八尺の調査から 1 読書を知るために 2 太平洋問題調査会と高木八尺 3 日本学をめぐる状況と太平洋問題調査会 4 全米調査の実際 5 非政治という政治 第五章 人と書物のネットワーク 角田柳作と書物の交流史 1 見えない仲介者 2 角田柳作との出会い 3 ニューヨークに至るまで 4 書物を介したネットワーク 5 文化宣揚と文化交流の間で 6 誘惑する仲介者 第六章 越境する文化を支えるもの 国際交流基金と国際文化会館 1 書物の交流を支えるもの 2 芥川龍之介「舞踏会」の変容 3 国際文化振興会とその記録 4 南方政策とインドシナ 5 植民地の「舞踏会」 6 国際文化交流機関の戦後 7 民間という名の政治 8 海外の日本語図書館に対して 9 文化交流と文化宣揚 第七章 日本の書物と情報の輸出入 チャールズ・E・タトル出版の半世紀 1 書籍商の血統 2 タトルと日本 3 行き交う書物と翻訳権 4 日本を販売する 5 『銀の鈴』広島の奇跡 6 日本からアジアへ 第八章 北米の日本語蔵書史とその史料 書物の受難 1 蔵書史の個と全体 2 オハイオ州立大学の日本語蔵書史 3 オハイオ・ネットワーク 4 ブリティッシュ・コロンビア大学の日本語蔵書 5 日系移民資料が残る必然と偶然 6 アジア研究の受難とカナダの日本語図書館 終章 リテラシー史から見えるもの 1 彼方の読書 2 読書の資料と研究の倫理 3 リテラシー史と文学研究・教育 あとがき 訳語・略号一覧 情報提供・調査協力者一覧 註 事項索引 人名索引 装幀―難波園子
- 著者
- 和田 敦彦
- 出版社
- 新曜社
- 発売日
- 2011-08-05
- 価格
- 4,300円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784788512504
- ページ数
- 368ページ
発売済み
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