档案の世界

二十世紀初頭に始まる甲骨文字、敦煌文書、西域各地から出土した竹簡・木簡(いわゆる漢簡)、内閣大庫から流出した官文書などの発見は、いずれをとっても世界を瞠目させるものばかりであった。文書・文物の発見は、その後も絶えることなく、土魯番文書や徽州文書などの発見と陸続と続いた。発見された文書・ 文物は、既存の研究上の定説や常識を打ち破り、新しい歴史の再構成・再構築を迫るという、学説史的にみれば、一種のパラダイム(理論的枠組み)の変革をもたらした。本書は、こうした二十世紀における文書・文物発見の遺産である文書のうち、近年になって再発見されたり、影印出版されたりした史料群を中心材料として、綿密に読み解くという作業を通して、各地域や各分野の未開拓分野に切り込み、未知の歴史事実を掘り出し、それを大きな歴史のうねりに位置づけた共同研究の成果である。
- 著者
- 中央大学人文科学研究所
- 出版社
- 中央大学出版部
- 発売日
- 2009-03-11
- 価格
- 2,900円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784805742105
- ページ数
- 272ページ
発売済み
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