イギリス国民教育に関わる国家関与の構造

近代先進国家は、いずれの国でも、遅かれ早かれ、国家が関与して公教育制度を構築し、国民教育の振興を図ってきた。その中で特徴的なのは、議会政治の最先進国といわれるイギリスが、国家関与の具体化に最も遅れたばかりか、その実態形態も議会主義本来の法律制定という方式ではなく、枢密院令という国王大権に基づいた勅令によって措置していった事実である。本書は、度重なる立法企画の挫折の背後に潜む経緯が、枢密院令に基づく国家関与に変転していく構造を明らかにする。

著者
松井 一麿
出版社
東北大学出版会
発売日
2008-06-01
価格
3,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784861631009
ページ数
306ページ

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