現代タイ動向2006-2008

タイの情勢がめまぐるしく変化しています。圧倒的な人気で政権の座についたタックシン首相が軍のクーデタで失脚、と思ったら、総選挙ではそのタックシンを支持する党が勝って連立政権ができた、と思ったら、反タックシン運動が盛り上がって、ついに空港占拠、と思ったら・・・と、もう訳がわからない。タックシンっていったいどんな人なの? どうしてそんなに評価が割れるの? 王様はどう思っていらっしゃるの? これからいったいどうなっていくの……多くの日本人が呆然と状況を眺めているところに、タイミングよく登場したのが本書です。 この本は、タイ研究者、在タイ日本企業、ジャーナリストなどで構成されている財団法人「日本タイ協会」の機関誌『タイ情報』記載の論文と、変動の節目節目で開催された講演会の記録を編集したものです。いずれも、現場からのリアルタイムの報告であるというのが最大のポイントで、これにタイ研究の専門家が丁寧に分析を加えているので、「なぜこうなったのか」ということがとてもよく理解できます。 政治以外の、経済・社会・文化の分野におけるタイの変化についても興味深い観点からの分析が加えられており、さらに新憲法の全訳も収められています。タイがどうしてこうなったのか、今タイはどこへ向かおうとしているのか、ということをじっくり考える上で重要な示唆を得ることができるでしょう。

著者
日本タイ協会、赤木 攻、柿崎一郎、加藤和英、村嶋英治、玉田芳史、長尾久嗣、大泉啓一郎、東 茂樹、小野健一、斉藤親載、高橋由典、福田 升、吉田千之輔、大野 浩
出版社
めこん
発売日
2009-01-10
価格
2,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784839602192
ページ数
420ページ

発売済み

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