ジャン・ジュネ

『花のノートルダム』『薔薇の奇蹟』『ブレストの乱暴者』『泥棒日記』などでジュネは、悪や犯罪や同性愛の文学として読まれてきた。しかし永い執筆の空白を経て、パレスチナを舞台にした『恋する虜』の刊行とともに生涯を閉じた。 本書は、この空白のなかにあえ政治と文学の葛藤を読み込み、それをジュネ文学の〈身振り〉と〈内在平面〉として丁寧に分析していく。サルトル、バタイユ、デリダのジュネ論を大胆に更新して、〈形式や秩序や領土の外にたえず自己を開いていく生はどのように可能か?〉という現代思想の緊急の問いに応える透明なエクリチュール。

著者
宇野 邦一
出版社
以文社
発売日
2004-03-05
価格
2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784753102280
ページ数
280ページ

発売済み

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