日中関係史の諸問題

時には激しく対立する日中関係をどう見るべきかは、国民の重大関心事である。本書はまず、日中関係史の論じ方の歴史を検討し、基本的歴史事実を確認すると共に、「歴史観」の再検討の必要性、歴史に対する総体的認識の視点の重要性を提起する。ついで、清末時期に清が日本人技師を招聘した経緯、日本に留学した周作人は民俗学研究を通じてなにを認識したか、蒋介石の新生活運動を当時の日本人はどう見ていたか、日中戦争における宣戦布告問題、戦後占領下日本人は中国をどう見ていたか、戦後国民政府による日本人技術者留用問題などを手堅く実証的に分析しており、日中関係史の欠落を補いつつ日中関係史認識に無視しがたい一石を投じている。
- 著者
- 斎藤 道彦
- 出版社
- 中央大学出版部
- 発売日
- 2009-02-20
- 価格
- 3,100円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784805714072
- ページ数
- 256ページ
発売済み
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