あふりこ

豊饒な神話たちが、呼吸し、思考し、増殖する。 ストリートで、海辺で、高層ビルの陰で、農家のガスランタンの前で、豊饒な神話たちは、むこうからこちらにリーチしてくる。それらとの濃密な交感を通し、自己の輪郭をぼやかされ、他者との境界を溶解させられる瞬間。神話の生命と熱量に押されせかされ、我々はまた身振り手振りを交えて、物語り始めるのだ。 アフリカ各地の「物語」をフィールドワークし、色・光・音・匂い・静寂・気配を描きながら、現実と歴史を多層化させ、世界の息遣いと知的可能性に大胆に迫る。川瀬ほか気鋭の人類学者4名(村津蘭/ふくだぺろ/矢野原佑史/青木敬)が拓く<芸術・映像人類学>の革新的かつ流麗にしてデモーニッシュな地平。写真多数収録。 「アフリカを対象に研究を行う人類学者による物語の試み、イマジネーションとの共犯、フィクションの重奏。本書を通して、地図上のアフリカとは異なる、新たな世界をたちあがらせ、そこに生命を吹き込んでみせよう。その世界の脈動は、今、ここにたしかに存在するのである」(本文より)

著者
川瀬 慈
出版社
新曜社
発売日
2019-11-20
価格
2,400円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788516540
ページ数
344ページ

発売済み

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