日本批判~20世紀初頭海外文献復刻集成~第2回配本:英文パンフレット、雑誌・新聞記事集成 (復刻版・66文献・合本10巻)

19世紀末から世紀転換期の日本は、欧米諸国との不平等条約の改正、日英同盟の締結、そして日露戦争の勝利と続き、極東の小国から西洋列強と肩を並べる、世界の大国としての意識を強く芽生えさせました。これにより、日本の西洋に対する意識だけでなく、海外からの日本への視線も大きく変わってゆきました。この変化がもっとも明確に表れたのが、出版メディアで展開された日本論ではないでしょうか。幕末維新期に西洋で出版された、日本旅行記や日本文化論の中の神秘の国は、黄禍論やそれを反映させた大衆小説にみられるような脅威の国となってゆきましたが、そこまでの極端な反日論でなないにせよ、書籍、新聞、雑誌など様々なメディアを通じ、日本文化や日本人の異質性を強調したり、軍事的、経済的な拡大主義を危惧する、日本批判論が数多く発表され、それらは日本側からの西洋へのプロパガンダに対抗し、熾烈な情報戦を繰り広げることに なったのです。 日本の対外プロパガンダ文献を復刻集成した、Japanese Propaganda: Selected Readings (全20巻)に相対するスタイルで出版される本シリーズは、英語で発表された日本批判文献をカテゴリー別に復刻集成するものです。単行本として出版された文献17点を10巻にまとめた第1回に続く第2回配本・完結編では、新聞・雑誌やパンフレットに掲載された多様な日本批判論、60点強を復刻で収録します。欧米人による著作だけでなく、中国系の著者による文献や、中国や在米中国系新聞・雑誌からの記事や各種政治団体の資料など、非常に入手の困難で貴重な史資料が満載で、写真や図版など視覚資料も一部含みます。編者による詳細な解説とともに、今後の国際政治史、日本・アジア近代史、メディア史研究に利用価値の極めて高い文献集です。
- 著者
- O'Connor, Peter
- 出版社
- エディション・シナプス
- 発売日
- 2011-07-25
- 価格
- 168,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784861661457
- ページ数
- 4150ページ
発売済み
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