グーテンベルクからグーグルへ

“Google ショック”の本質を衝く必読書!▼「グーグルブック検索」 の衝撃とそれに伴う議論の沸騰においても見落とされている議題(文学テキストのデジタル化の問題点と可能性、テキストをめぐるコミュニケーションの変容)について、本質的な議論を展開。From Gutenberg to Google: Electronic Representations of Literary Texts, Cambridge University Press, 2006. の翻訳。▼文学研究は何に基づいて行われるのか。モノとしての本か、あるいは情報としてのテキストか。人文学の研究はそもそも何を資料としてきたのか。また、今後は何を資料としていくのか。デジタルの「本」の氾濫は、文学研究の制度、ひいては、人文学研究の制度全体に根本から揺さぶりをかける。「グーグルブック検索」の問題は、たんに作家や出版社といった供給者側の問題にとどまらない。それは 「本」 をいかに読むのか、使うのかという読者、利用者、研究者の側の問題でもある。▼文学、人文諸科学の制度のありようと直結する基盤の世界規模の変容を説き、人文科学の歴史と未来を見据えた本書の記述は 「デジタル化」 を考える際の必読書・基本書たりえる内容となっている。

著者
ピーター・シリングスバーグ、明星聖子、大久保譲、神崎正英
出版社
慶應義塾大学出版会
発売日
2009-09-01
価格
3,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784766416718
ページ数
374ページ

発売済み

    Xでシェア

    関連書籍

    広告