VOL 02

今号の『VOL』の第一特集はベーシック・インカムです。前号の座談会(「政治とはなにか」)でもすでに示唆されていたように、このテーマは「政治」の可能性を考える。もしくは「政治」の継続を志向するうえで、いまや避けては通れない、非常に重要なテーマを議論していきます。 第二特集は、「『シネマ』をめぐって」です。日本では、80年代以降の独特な思想状況の中で、『シネマ』は、映画至上主義的な価値観で評価もしくは批判されたり、言及されている映画そのものに作家主義的に引っ張られるなどして、誤読されることの方が多かったのではないかと思います。もちろん、哲学的、映画論的に真摯なアプローチは少なくないですが、極論すれば、まだ『シネマ』を検証できる土壌がなかったのだと言えるでしょう。ですから、今回の特集および座談会では、翻訳を契機として、映画=世界であるところの『シネマ』について、その潜在性を様々な形で引き出していけるような議論ができればと考えています。また、緊急特集では、『大阪「長居公園テント村強制排除」から考える』や、『新しいアナーキズムの哲学』のインタビューを掲載しています。
- 著者
- VOL編集委員(多数)
- 出版社
- 以文社
- 発売日
- 2007-04-26
- 価格
- 2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784753102549
- ページ数
- 296ページ
発売済み
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