明治期民事裁判の近代化

明治以来の民事事件の判決書は、最近、廃棄寸前で無事保存されることになったので、本書は、これまで裁判所の倉庫に眠っていた貴重な判決原本などを使用して、明治期の日本の民事裁判がフランス法やドイツ法の影響を受けつつどのようにして近代化してきたかを実証的に研究している。明治期の社会で起こった興味ある数々の事件の裁判を取り上げているが、文語調の判決文もすべて現代語訳し、判決などの資料もカラーの図版で紹介している。また、当時の裁判統計を利用するとともに裁判原理もわかりやすく解説しているので、法律の専門以外の人にも理解しやすい内容となっている。

著者
林屋 礼二
出版社
東北大学出版会
発売日
2006-10-01
価格
5,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784861630323
ページ数
476ページ

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