ドーピングの哲学

◆東京オリンピックを前にぜひ読んで欲しい本!  東京オリンピックを三年後に控えて、日本のアスリート界も盛り上がりつつあるようですが、それを脅かすのがドーピング問題。ソ連陸上界の国家ぐるみの疑惑は記憶に新しいところです。本書は、ドーピングの根拠とされる「健康に害がある」「不公平性(スポーツ精神にもとる)」のいい加減さ・根拠のなさから始めて、パフォーマンス向上を目指す近代スポーツにはドーピングは必然的と喝破し、その本質的関係を明らかにします。たとえばヴィクトリア時代の英国では、トレーニングは「ずる(不公平)」として禁止されていました。まさにトレーニングはドーピングだったのです。現代の過剰トレーニングによる不健康化にも多くの示唆を与えます。その他多くの「不祥事」「メダル剥奪事件」などを例に、まるで選手を犯罪者扱いするドーピング撲滅運動の非人間性を暴き、スポーツと人間のありうべき姿からの「対処法」を提案します。

著者
ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル、橋本一径
出版社
新曜社
読者対象
教養書
内容
スポーツ
発売日
2017年10月31日
発売日の出典
openBD
価格
4,300円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788515468
ページ数
328ページ

発売済み

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