禿鷹よ心して舞え

1945年、シベリアに抑留された著者が、終戦間際の2月に転属となった北満の「チチハル情報部」に居たことが運命を変えた。謂われなき“政治囚”として、日本人とも別れ、ソ連の政治犯やヨーロッパ人の捕虜、スパイ犯などとラーゲリーを転々、囚人達の抵抗運動と過酷な鎮圧のディスカズガン事件に巻き込まれる。絶望的な政治犯の中にあって、日本人だが故に故国の土を踏めた特異なシベリア収容所体験記。 瀬島龍三氏推薦 ─「私は黒澤君とシベリアの収容所で、11年間、言語に絶する苦労を共にした。その黒澤君が、今日まで胸に秘めて来た日本人のみならず、同じ立場の外国人たちのたどった道なども含めて整理したのが本書であり、それだけの深みと重さを秘めている。彼の地に没した戦友たちのご冥福を祈りつつ、本書の一読をお薦めする。」

著者
黒澤 嘉幸
出版社
彩流社
発売日
2002-03-20
価格
1,900円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784882027430
ページ数
294ページ

発売済み

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