朝日新聞の危機と「調査報道」

「調査報道」とは権力者たちの疑惑・嘘をジャーナリズムが自らの責任で調査し、知る権利に応える行為をいう。 「東京電力の福島第一原子力発電所で、東日本大震災と津波による原子炉の安全装置の複合的な破壊が起き、炉心溶融に至るという深刻な原子炉事故が発生した。その後のこの事故の報道に関して、まず第一に大手メディアの記者が誰一人として主体的に原発事故現場に入っていないが、朝日新聞の東京本社報道局内では、取材態勢を巡ってどのようなことが起きていたのか、第二に事故についての一連の報道が、大戦中の大本営発表を思わせるような東電や政府の発表のいわば垂れ流しが事故報道の主流になったのはなぜか、第三になぜ社会部が現場や直近者のルポルタージュや内部告発者を探し、調査報道といった手法による隠された事実に迫ることに取り組まなかったのか――」(「プロローグ」より)

著者
谷 久光
出版社
同時代社
発売日
2012-06-01
価格
2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784886837240
ページ数
254ページ

発売済み

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