統治の諸規則

中世イスラーム国法学の祖、アル = マーワルディー(974年-1058年)の古典的名著をアラビア語原典より邦訳。マーワルディーは、本書において、スンナ派神学のイマーム(カリフ)制というシャリーアに適う統治制度を、統治契約の合法的な締結形式として法学的に定式化した。また、そのイマームを頂点とする統治システム(国家)の正統性の源としてのシャリーアの施行の重要性を説き、統治に関わるシャリーアの施行の中核は、理念そのものよりも実際の運用と執行にあると唱えた。マーワルディーは、本書によって、預言者ムハンマドの正統性を根拠とする法理論を樹立し、イスラーム法学の礎を築いた。

著者
#NAME?、湯川武、社団法人日本イスラム協会
出版社
慶應義塾大学出版会
発売日
2006-05-01
価格
8,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784766412383
ページ数
704ページ

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