ウィリアム・スタイロンの世界

映画化され、メリル・ストリープの熱演で好評を博した名作『ソフィーの選択』、奴隷制時代最大の奴隷の反乱を扱った話題作『ナット・ターナーの告白』などアメリカ現代作家ウィリアム・スタイロンは、寡作ながらアメリカ文明のあり方と人間の根源的な生き方に対して、たえず鋭い問題を投げかけてきました。本書は世界文学の中でも重要な作家スタイロンの日本で最初の本格的研究書であり、高度の学術的水準を保ちながらも、スタイロンという作家の全体像とその魅力を一般の人たちにも充分にわかりやすく伝えるものとなっています。監修者の大浦暁生は『ソフィーの選択』などスタイロンの三つの作品の翻訳者であり、その大浦を中心に五年近くも共同研究を重ねた成果を世に問う本書は、学界に大きな一石を投じるとともに、学問研究のあり方にも示唆を与えることでしょう。

著者
大浦暁生
出版社
中央大学出版部
発売日
2008-01-19
価格
3,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784805751671
ページ数
260ページ

発売済み

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