著者は、取材先ベトナムでの強烈なつわりを、「食べたいものを食べればよし」で乗り切り、本能に素直に従えば母体にもおなかの赤ちゃんにもきっといいはず、と確信する。かくして自分の中の野性を探りながら、自宅出産へ向けての旅がはじまった。 不摂生のきわみだった暮しは一変、快食快便絶好調。陣痛の中、腰をさすってくれる夫の手の微妙な動きも、ウーン快感。やがて満潮に誘われるようにして娘南風(ナンプー)は生れてきた。 ユーモラスに綴った出産ライブのもうひとりの主役は、風のような助産婦さん。著者と夫との共同作業に踏み込みすぎず、絶妙のタイミングとプロの技で心身のサポートをしてくれた彼女の存在なくしてこの本は生れなかった。
発売済み
1,600円(税込・書誌情報提供:openBD)


