2015年2月2日発売の新刊一覧

この月の発売日カレンダーを見る

該当件数: 32件

2015年2月2日

植民地朝鮮の米と日本

日本の朝鮮支配において、最も執着を示したのが、「米」であった。大阪堂島の米商会所と結ばれた朝鮮の米は、市場の要請に従い、均質化・商品化の道を歩む。その主要なアクターは、米穀商人であった。彼らは自主規格としての検査制度を導入し、これは公営・官営の検査に進化してゆく。生産において権力の直接的統制を受け、流通において検査というフィルターを経た朝鮮米は、やがて日本市場において支配的な存在となっていく。本書は、朝鮮開国(1876)から光復(1945)に至るこのダイナミズムを、官民にわたる膨大な資料によりつつ跡付ける、先駆的な論考である。

発売済み

3,500円(税込・書誌情報提供:openBD)