私の「戦後70年談話」

満州でソ連軍の侵攻をうけて 七〇年前の子供は今思う 飢えと寒さと絶望の〈戦後〉を生き抜いて もう、ロールケーキは出せないんだよ 平和がすべての基本 悪夢が再来するとき 忘れないうちに、一言。 戦争を知らない大人たちへ 病院で見つめた戦前・戦後 死の影の下に 戦争ほど命が軽くなることはない 卑怯であることを恥じない時代だからこそ 口を閉ざしてはいけない 裸にされつつある日本国民 若者たちへ 大阪~東京を生きた在日二世として 悪夢のような 戦争が終わり、前座修業が終わった 英語の楽しさを学んだ中学時代 文化国家へ アメリカから今の日本を見て 自分の道を歩むために 面白いと思うことを全力で 戦後の若者たちの生き方から学ぶ 憲法九条を変えてはならない 反省だけならサルでもできる 「戦間期の思想」をもたない宣言を 戦後七〇年、沖縄からの問い 「八一%」の人々へ 日本の戦争の「復権」を許してはならない 「小国」に腰を据える 政治家は過去と謙虚に向き合え 杖るは信に如くは莫し 戦後日本を生きて 「戦わない民主主義」の転換? 「戦前八〇年」に目を向けよ 消え去るのみか 自然への感性を失ってはならない 思考停止を憂う 武力行使でなく、言葉の創造的機能による平和を 眠れない夜

著者
岩波書店
出版社
岩波書店
発売日
2015年7月発売
価格
1,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784000610513

発売済み

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