食べ物でたどる世界史

【書評・紹介】 「人類の発展、国家の成立、イノベーション、物流、戦争、政治などにいかに「食べ物」が関わってきたかをまとめた一冊。…知的好奇心を求めるすべての人に一読をお薦めする」(日本経済新聞2024/10/10付) ──入山章栄氏(経営学者) 「食べ物がどのように歴史に影響を与えて来たか…独自の視点…逸話の数々…知的好奇心を大いに刺激される」(「日経MJ」2024/9/27付) ──鳩山玲人氏(実業家) *** 14カ国で刊行、世界的ベストセラー。 人類の歴史の陰に、つねに「食べ物」あり! 古代文明の成立、ローマの覇権、大航海時代、産業革命、アメリカ独立、冷戦、中国・インドの台頭──。 古代から現代までの、これら歴史に残る出来事に共通するのは、 「食べ物」がカギとなる役割を果たしたこと! 食べ物が人類の運命と世界史に、想像をはるかに超える絶大な影響を及ぼしてきたさまを、通史的に描く。 英「エコノミスト」誌副編集長にして、作家・ジャーナリストとしても活躍する著者による一冊。「フィナンシャル・タイムズ」紙、「ワシントン・ポスト」紙等、各紙誌絶賛! 【序章より】 「本書は、食べ物が引き起こした、可能にした、あるいは影響を与えた「変化」を通じて歴史をふり返る。歴史上、食べ物がしてきたことはたんなる滋養(じよう)の供給にとどまらない。食べ物は社会変革の、社会秩序の、地政学的争いの、産業発展の、武力抗争の、経済拡大の「触媒役」を担ってきた。前史から現代に至るまで、そうした変容にまつわるさまざまなストーリーは、全人類史を包括する大きな物語を形成する」 遺伝学、考古学、人類学、経済学等の幅広い分野の研究成果に準拠しつつ、人と食べ物が織りなしてきた「もうひとつの世界史」を描く。 登場する人物・民族、150超。図版70点収録。 【目次】 本書に寄せられた賛辞・書評 序章 “過去”の材料 第1部 文明の食べられる基盤  第1章 農耕牧畜の発明  第2章 近代化の根 第2部 食べ物と社会構造  第3章 食べ物、富、権力  第4章 食べ物の流れを追う 第3部 食べ物──世界を結ぶ幹線道路  第5章 楽園の欠片  第6章 帝国の種子 第4部 食べ物、エネルギー、工業化  第7章 新たな世界、新たな食べ物  第8章 蒸気機関とじゃがいも 第5部 武器としての食べ物  第9章 戦争の燃料  第10章 食料戦 第6部 食べ物、人口、発展  第11章 世界を食べさせる  第12章 豊富の二律背反  終章 未来の材料 謝辞 注 参考文献 索引 【原著への書評】 クリスピン・ティッケル卿(環境学者/外交官/元国連イギリス政府常駐代表)。「フィナンシャル・タイムズ」紙の書評で: 「人間社会における継続的変容を、起こし、可能にし、左右した、食べ物の役割を巡る、興趣の尽きない史実の数々。たぐいまれな視座から、巧みな語り口でつづられる、ほぼ顧みられてこなかった歴史の側面」 「ワシントン・ポスト」紙: 「我々の生活において食べ物が担い続ける重要な役割を、スタンデージは見事に浮き彫りにしている。本書は、美食家ブリア・サヴァランによる言明『どんなものを食べているのか言ってみたまえ、君がどんな人か言い当ててみせよう』のさらなる証拠だ」 「ニュー・アグリカルチャリスト」: 「食物の過去と未来に関心のあるすべての人を、広く惹きつける一冊」 「カーカス・レヴュー」: 「本書は、食べ物史と世界史が交差する点に焦点を合わせる。だが著者の関心は歴史にとどまらない。著者は長期的視座で世界を見つめ、遺伝子組み換え食品や、食物と貧困との複雑な関係、地産地消運動、食物の政治性、近代的農業の環境的影響といった社会問題について、それぞれの現状に光を当て、明快に解説する。有益な情報に富む、洞察に優れた一冊」

著者
トム・スタンデージ、新井崇嗣
出版社
楽工社
発売日
2024-08-02
価格
2,350円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784903063997
ページ数
360ページ

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