柑橘の文化史

蜜柑を手で剥いて食べる、が当たり前でなかった時代。 柑橘という果実の変遷をたどることで、日本人の味覚や価値観の転換を捉え、生産・流通・消費が織りなす農業の近代化を描きなおす。 かつて日本の柑橘の主力は、種が多く小ぶりな「小蜜柑」であり、単なる甘味の嗜好品ではなく、未熟果を酢の代用に、皮を薬種に、あるいは儀礼や観賞用にと、熟度に応じて使い分ける多面的な存在であった。そこからどのようにして、温州蜜柑が「国民的果実」へと登り詰めたのか?
- 著者
- 花木宏直
- 出版社
- 春風社
- 発売日
- 2026-03-20
- 価格
- 4,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784868161011
- ページ数
- 314ページ
発売済み
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