歴史情報学の教科書

人文学に必要なこれからの情報基盤の作り方とは。 複数の手段を用いて、新たな歴史像に迫るために。情報を共有して課題を解決するプラットフォームを構築するために。情報を可視化して、社会の深層にコミットしていくために。 人文学は社会そのものを考え、社会のあるべき姿を考える学問である。その可能性を追求するために、強力な援軍となっている歴史情報学の現在と未来を解説し、学問の基盤の今後を問いかけ、参加を促す。歴史情報学で出来ることを、まずは知るところからはじめよう! 人文学研究者はもとより、行政機関、図書館・博物館等の学術機関などにだすさわる方必携の書。 執筆は、後藤 真、橋本雄太、山田太造、中村 覚、北本朝展、天野真志、関野 樹、鈴木卓治、永崎研宣、大河内智之。 【人文学は社会そのものを考え、社会のあるべき姿を考える学問である。そして、これらの人文学の成果が社会に展開されないということは、社会的な矛盾や課題を解決できないということにもつながる。場合によっては、光が当てられなければならないマイノリティなどが圧殺されるような事態につながり得る恐れすらある。そのように考えれば、人文学や社会科学は人の生命を、それも大量の人の生命の維持を担う学問であるといってよい。  人文学や社会科学は、社会を支える必須の学問であるとともに、「可能性」を持っているのだ。わたし自身は、そのような人文学の「可能性」にかけている。可能な限り「人文学を可視化」させるための研究の基礎に、人文情報学が貢献することを切に願うものである。】……後藤真「はじめに」より

著者
国立歴史民俗博物館、後藤 真、橋本 雄太、山田 太造、中村 覚、北本 朝展、天野 真志、関野 樹、鈴木 卓治、永崎 研宣、大河内 智之
出版社
文学通信
発売日
2019-04-11
価格
1,900円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784909658128
ページ数
208ページ

発売済み

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