壊憲と追従

いまこそ、国民の行く末を考え、日本が抱える 基本的な問題群を検討したい。 政治家の発する政策は、抽象的で口当たりのいい言葉を 並べるだけで、国のありようを前提とした具体的な提言が ない。 国政の基本である憲法については、尊重する姿勢はなく、 恣意的な解釈で違法な既成事実を積み重ね、 まだ壊憲を進めようとする勢力と、 既成事実はそのままにして、条項の文言を護るだけにしか 見えない護憲勢力があり、 一向に論議がかみ合わない。 そして、どんどん立憲国家から遠くなっていく。 外交は、まだ占領されているかのようなアメリカ一辺倒である。 時には声高に対外向けメッセージを発するが、 アメリカの主張のコピーだ。 日本人、とりわけ忠君愛国を強制しようとする人々は 新興国アメリカに追随するのが 伝統ある美しい国に相応しくないとは 考えないのだろうか。 以前、100年の大計という言葉をよく聞いたが、 近頃は10年先を考えたとも思えない、場当たりで人気取りの 政策らしきものが政治家から出てくるだけだ。 それでも有権者から支持されるのだから文句は言えないのか。
- 著者
- 工藤 寛治
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2018-02-28
- 価格
- 2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784779124464
- ページ数
- 233ページ
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