
【生きのびるため、信仰を守るため、銃弾をかいくぐり、川を渡った】 オランダから北ドイツを経てロシアへ移り住み、困難な開拓の末に平和で豊かな暮らしを手に入れたメノー派の人々。 だが、国家体制の激変とともに、飢饉と暴力、粛清が襲いかかる。 国外脱出のほか、生き延びる道は残されていなかった──。 いま戦火に覆われているウクライナの地で、かつて何があったのか。 半世紀にわたり、史料の奥に息づく人々の生きる姿を見つめ続けてきた歴史家が、踏みつけられた者たちの声なき声に耳を澄まし、その叫びと願いを甦らせる。
発売済み
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

