エコトーンと環境創出

ダム湖の水位変動帯は水域と陸域の生物が交錯するエコトーン(移行帯)である。本来の季節的水位変動とは異なる人為的な水位管理がなされるその環境は、生物たちにとって決してやさしいものとは言えない。しかし改善できることもあるのではないか。シリーズ第Ⅲ巻ではダム湖エコトーンの物理基盤や植生、動物群集による利用の実態を福島県三春ダムや山形県寒河江ダム、佐賀県嘉瀬川ダムでの調査に基づいて解明し、エコトーンを活用したビオトープ造成や環境影響緩和(ミティゲーション)、さらに環境創出について論じる。また「自然湖沼のダム化」の問題を考えるため、琵琶湖と霞ヶ浦の事例を紹介する。

著者
谷田 一三、江崎 保男、一柳 英隆
出版社
京都大学学術出版会
発売日
2014-11-30
価格
4,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784876983803
ページ数
374ページ

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