この闇のむかう

◆第一歌集 この闇のむかうの闇に昼も夜も続々のぼる若鮎らゐる 短歌を再開して十五年、妻の死から五年。これまでの歌をまとめてみました。 (あとがきより) ◆作品抄出 陽光にわが内部(うち)までも照らされぬ拠り所などなきが如くに 天空より来たりしものか空の青翅につけたる青条揚羽 人と人寄り添ひながら灯しをり闇に潤める盆地のあかり 風に乗り鋭き視線地に向くる鳶は今でも狩猟生活 しあはせは君と過した日々のことその頃それをさうと思はざりき 弱りゆく妻の介護をせし日々よ喪ふことを怖れし日々よ
- 著者
- 佐藤照男
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2025-06-25
- 価格
- 2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781417479
- ページ数
- 104ページ
発売済み
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