ひとはなぜ裁きたがるのか

◆いまや判定のスペクタクル化?!◆ 裁判員制度が導入されて、法廷が市民に開放され、法廷の劇場化、死刑判定の荷の重さなどが言われ、「判定」の問題はいまや一般市民にとっても他人ごとではなくなってきました。従来から、スポーツにおけるサイボーグ化・ドーピング問題、あるいはテクノロジーの発達にともなう生死の判定などは言われていましたが、あの震災・原発事故のあとでは、放射能汚染の判定、住民退去・復帰の判断など、ひとはいたるところで判断・判定を迫られる状況になってきました。しかし、「判定」とはいったい何でしょう。人が人を裁くことは可能なのでしょうか。「判定過剰」ともいわれる現況のなかで、変容する判定を、記号論的アプローチを駆使して多面的・根源的に問う意欲的特集です。 今回から、日本記号学会の機関誌をお引き受けすることになりました。読んで面白い内容にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
- 著者
- 日本記号学会 編
- 出版社
- 新曜社
- 発売日
- 2012-05-18
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784788512948
- ページ数
- 244ページ
発売済み
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