日本人はなぜ考えようとしないのか

大事故の原因は日本語にある?! 福島原発事故から三年半、事故の十分な原因究明もなされず、安全基準も曖昧 なままはやくも原発再稼働が決まりました。根拠のない「安全神話」はそのま まに原発維持・推進は容認されつつあります。本書は、『日本人の〈わたし〉 を求めて』(小社刊)で、日本文化と西洋文化の異質性を、確固とした〈わたし〉 のある西洋語と主語のない日本語の違いから剔抉した著者が、今回の原発事故 について、その処理のしかた、責任の取り方、今後の対策の立て方などを検証 しながら、その根本原因はやはり日本文化の特性にあること、特に確固とした 主語がなく、主体が断片化していることにあることを、説得的に説いたもので す。もちろん日本文化にいい面はありますが、敗戦、大事故などの逆境では非 常な弱点をもっていることを認識すべきだと言います。小粒ながら力作です。

著者
新形 信和
出版社
新曜社
発売日
2014-12-12
価格
1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788514157
ページ数
212ページ

発売済み

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