連城紀聞 一
「乙丑連城紀聞」と称し,名古屋の戯作者小寺玉晁の蒐集した史料.年代的には「甲子雑録」につづき,本書の後に「連城漫筆」がつづくもので,慶応元年の記事を輯録する.この年は毛利敬親父子の服罪,高杉晋作の挙兵,幕府の長州再征,家茂の征長のための江戸進発,四国公使の兵庫来航,条約勅許の要求よりこれが実現に至る年であり,また各地に一揆・打ちこわしが続出し,ようやく幕府衰退の兆が見えはじめるが,本書はよくこれらの事象を捉えている.
- 著者
- 日本史籍協会
- 出版社
- 東京大学出版会
- 発売日
- 2015-03-01
- 価格
- 14,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784130094894
- ページ数
- 600ページ
発売済み