「外部」遭遇文学論

◆ハーンは、まだまだ新しい!◆ 「外部」から戻ってきた人間のお話はいつでも魅力的ですが、「外部」と遭遇し戻ってこれなかった人の話はどうなるのでしょうか? ハーンの「怪談」もまた、異なる世界との往還・出会いを描いて、いまなお新鮮な驚きを与えてくれます。本書は、ハーンを補助線・通奏低音に、外部と遭遇した作家、ベケット、イェイツ、コンラッド、ゴッホなどを取り上げて論じます。また『お菊さん』などで維新期日本人を「猿」として表象したピエール・ロティ、「踊り子」を猿のような醜さで描いたドガ(日本では大人気ですが)などにも、異なるものと遭遇した作家・画家の無意識の視線を暴き出します。「外部との遭遇」というユニークな視点から、我々の文学的常識を問い直し覆してくれる痛快文学論です。
- 著者
- 大貫徹
- 出版社
- 新曜社
- 発売日
- 2011-06-30
- 価格
- 2,400円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784788512412
- ページ数
- 232ページ
発売済み
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