まなこ
●第一句集 眩しさに目玉引つ込む深雪晴 果歩さんが目を凝らし、耳を澄まして、何かを摑み取ろうとした濃密な時間が背後にあり、そして俳句に到る言葉の出口を見出した喜びがある。 序より・小川軽舟 ●自選十句 田楽をひよつとこ口に熱がりぬ 松風に衣擦れの音空海忌 大暑なり溜池の水浮腫みたる 水着着てマネキン沖を見るごとし 白日傘さらさら巻いて今日忘る 瀬戸内に肩組む小島鰆網 ほうたるや舟に吹かれし髪を梳く 冬の日や外して大き掛時計 眩しさに目玉引つ込む深雪晴 鍵を刺す濁音桜蘂降れり
- 著者
- 椎名果歩
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2022年12月7日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 2,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781415161
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