香川景樹

うたの森に、ようこそ。 柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第4回配本、香川景樹です。 景樹の和歌観を要約すれば、現代に生きている人間として折にふれ、ことにふれて心に感じたことを、そのまままっすぐに、平常使っている言葉によって表現すれば、それが歌だ、ということになる。----林達也 香川景樹(かがわかげき) 江戸時代後期、明和から天保期にかけて活躍した歌人。小沢蘆庵(ろあん)の影響を受け、実物実景を重視した独自の歌論「調べの説」を提唱した。万葉の古調にも伝統歌学にも拘(かかわ)らず、古今風を標榜(ひょうぼう)する景樹の歌は、江戸派の村田春海(はるみ)・加藤千蔭(ちかげ)から「筆のさが」という歌論で非難を浴び、「大天狗」「切支丹」などとそしられた。しかし、しだいに門弟を増やし、彼の率いる桂園派(けいえんは)は、晩年には門弟一千人を数えるまでに拡大した。その歌風は明治時代の御歌所(おうたどころ)派までつながっている。

著者
岡本 聡
出版社
笠間書院
発売日
2011-06-09
価格
1,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784305706164
ページ数
122ページ

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