ベトナムのこころを詠う国民文学 翠翹(トゥイ・キェウ)伝

「翠翹(トゥイ・キェウ)伝」の言々句々の多くは諺としてベトナム社会の中に定着し、「翠翹伝」の物語は文学、演劇、映画、詩歌、歌謡、音楽、占術など多くの分野に浸透している。ベトナムの人々の精神世界を理解する上で「翠翹伝」の世界を知ることは不可欠である。「翠翹伝」はベトナム人の魂、人生観そのものなのである。

著者
阮攸(グエン・ズー)、皆川一夫
出版社
めこん
読者対象
一般書
内容
海外文学(小説以外)
発売日
2026年10月29日
発売日の出典
openBD
価格
2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784839603489
ページ数
486ページ
判型
A5判

発売まであと13日

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目次

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訳者まえがき  登場人物  第一章 王家 第二章 淡仙 第三章 邂逅 第四章 予兆 第五章 契り 第六章 出立 第七章 犠牲 第八章 漂泊 第九章 楚卿 第十章 転落 第十一章 束生 第十二章 判官 第十三章 離別 第十四章 邪悪 第十五章 誘拐 第十六章 奴婢 第十七章 再会 第十八章 出家 第十九章 覚縁 第二十章 不運 第二十一章 徐海 第二十二章 裁き 第二十三章 戦死 第二十四章 入水 第二十五章 救命 第二十六章 金重 第二十七章 団欒  終章 訳者あとがき/解説 参考文献

著者について

阮攸(グエン・ズー)

グエン・ズー(阮攸、Nguyễn Du) 1765年 ベトナム中部ハ・ティン(河静、Hà Tĩnh)生まれ。別号「トー・ニュー(素如、Tố Như)」、「清軒」、「鴻山獵戸」他。1783年、19才で科挙予備試験に合格し、レー(黎、Lê)朝(1428-1789、首都は北部タンロン(昇龍)/現ハノイ(河内))に仕官。レー朝滅後、故郷に帰り隠棲。1802年、求めに応じグエン(阮、Nguyễn)朝(1802-1945)に仕官。1813年、大使として中国・清朝へ赴任。1820年、清朝大使として二度目の赴任直前に病没(享年56)。著作は「翠翹伝」(越語)の他、「北行詩集」(漢文)、「清軒詩集」(同)など多数。グエン・ズーは「民族大詩人」(Đại Thi Hào Dân Tộc)と称されており、2013年ユネスコ総会で「世界文化偉人」に認定された。

皆川一夫

皆川一夫 1947年 秋田県(湯沢市)生まれ。 1971年 東京外国語大学(インドシナ科ベトナム語科)卒業後、外務省入省。 外務本省では経済局、アジア局、総合外交政策局、領事局に勤務。在外ではベトナム(南北計4回)、パリ(OECD代表部)、UNHCR(駐日事務所代表代理)、ニューヨーク(国連代表部)、パプアニューギニア(大使館)、ミラノ(総領事館)、インド(チェンナイ/総領事)およびウガンダ(大使)に在勤。2013年退官。2021年瑞宝中綬章受章。 著書に「ベトナムのこころ」(1997年、めこん)、「生活の中のベトナム語」(1997年、国際語学社)及び「くらしのベトナム語ハンドブック」(2005年、同)、訳書「ベトナム老人はなぜ元気なのか」(2000年、草思社)など。1997年、「ベトナムのこころ」で第13回上智大ヨゼフ・ロゲンドルフ賞(異文化交流)受賞。柏市およびホーチミン市在住。

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