ちゅうちゅまんげのぼうめいて

ふるさとの いまはなき日本の原郷を生きた 遠い日の ばあちゃんのうた この詩集の「あとがき」によれば、作者は昨年、大腸を破裂させて「一週間、生死の境をさまよった」。 一命をとりとめ退院し、詩を書こうとすると、机のわきに彼の祖母であるフイばあちゃんがさまよい出てきて、 「こげなこつのあったなあ」とむかし語りを勝手に始め「ワープロのキーを押したりする」。 そのフイばあちゃんの語りをまとめたら、一冊の詩集になった。だから「この詩集は、祖母・大石フイのものである」と記している。 わたしは大石陽次のこの詩集のなかに、久しぶりに、本当に久しぶりに、「色のひとつ足らぬ虹」(谷川雁)という人生のアルファとオメガを見た気がするのである。 吉田 司(大宅ノンフィクション賞作家)氏がこの詩集に寄せた、 『「色のひとつ足らぬ虹」を見た』より、抜粋。

著者
大石 陽次
出版社
青灯社
発売日
2009-12-20
価格
1,900円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784862280374
ページ数
127ページ

発売済み

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