沈黙のジャーナリズムに告ぐ

田中正造、荒畑寒村、小野崎一徳……彼等が追求した正義、報道とはなんだったのか? 八ッ場ダム取材の過程で甦ってきたのは利根川水系上流の足尾銅山を舞台にした鉱毒事件だった。 鉱毒被害を天皇に直訴しよ うとした義憤の人・田中正造。 誰知らぬまま忘れ去られようとしていた一村の消滅を『谷中村滅亡記』に著した弱冠二十歳のジャーナリスト荒畑寒村。 淡々と足尾銅山の盛衰を記録し続けた在野の写真家・小野崎一徳。 彼らの事蹟を追うごとに、記者クラブにすがり検察のリークにもたれる現代ジャーナリズムの脆弱性が浮き彫りになる。真実を明らかにする報道の良心とは何か。 マスメディアを救うのは「発表ジャーナリズム」から「調査ジャーナリズム」への回帰だ。 足尾開山400年の今年、元NHK解説委員渾身の書き下ろしで描く日本ジャーナリズム再生へのロードマップ。
- 著者
- 小出 五郎
- 出版社
- 水曜社
- 発売日
- 2010-05-22
- 価格
- 1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784880652399
発売済み
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