寂しさでしか殺せない最強のうさぎ

雨宿りやめる決意を君はする止んだのか濡れる気かは知らない​ 小説的な企みのなかに、 「ひかりってめにおもい」ことや 「夏が動く音」、「手渡し」の危険さといった 日常に潜むスリルが散りばめられている。 ふいに出現する 口語の息遣いに虚をつかれた。(江國香織) 【収録歌より】 猫の頭蓋骨は小さい 手に収まるくらいの量の春つかまえる 手渡しは危ないからさテーブルに置くよ紅茶もこの感情も ひかりってめにおもいの、と不機嫌だごめん寝てるのに電気つけちゃって 電線で切り刻まれた三日月のひかりが僕をずたずたに照らす 海、海、海、海が見えるよ僕たちは海に奇跡の投げ売りを見た

著者
山田航
出版社
書肆侃侃房
発売日
2022-07-20
価格
2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784863855274
ページ数
144ページ

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