障害者と笑い

なぜ笑ってはいけないのか? 「身障者」と「笑い」はもっとも結びつきにくいテーマです。「身障者を笑ってはいけない」「身障者が人を笑わせることはできない」などは社会的「良識」となって我々の身に染みこんでいます。しかし著者は、そこに根拠はあるのかと問い、笑いをめぐって障害者がいかなる視線のなかにおかれてきたかを主にメディア表象のなかに探ろうとします。従来の身障者像に乗っかって感動を売り物にする「感動ポルノ」が多いなか、新しい可能性を予感させる『バリバラ』(Eテレ)の意欲的試みなどを取り上げて、その企図と思想的意味を解明します。「笑い」という破壊的な力を手がかりに、既存の障害者イメージを瓦解させ、「差別する者─される者」の構図に大転換を迫る意欲的試みといえましょう。
- 著者
- 塙 幸枝
- 出版社
- 新曜社
- 読者対象
- 教養書
- 内容
- 社会
- 発売日
- 2018年8月31日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784788515901
- ページ数
- 256ページ
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