角田 光代
『幸福な遊戯』─《遊び》の終焉への視点/「ピンク・バス」の不思議/「学校の青空」─学校の空は青いか/『まどろむ夜のUFO』─「幻想」と「現実」の狭間で/青いインクの小説─『ぼくはきみのおにいさん』/『カップリング・ノー・チューニング』─ノー・チューニングな記憶と花火/『草の巣』─ここではないどこかへ/『みどりの月』─異形の女神への憧れ/リロード・ノベルとしての児童文学─『キッドナップ・ツアー』を読むということ/『東京ゲストハウス』─疎外論、あるいは旅を語ることの困難をめぐる物語/『地上八階の海』─不在の〈兄〉と〈父〉の不在/『菊葉荘の幽霊たち』─「空っぽ」の「わたし」と部屋/『あしたはうんと遠くへいこう』─未来への志向性/かなしみの原質をかかえた詩人のまなざし─「だれかのいとしいひと」を読んで/『エコノミカル・パレス』─どこにもいけない/見つけられなかった答えはスクリーンの中に─『空中庭園』原作と映画化を比較して/『愛がなんだ』─名づけようもない関係性の発見/『All Small Things』─思い出話の無理と意味/「トリップ」─〈トリップ〉から〈トラベル〉へ/『太陽と毒ぐも』─男と女の間には/『庭の桜、隣の犬』─〈ゼロ〉の世代、という絶望/固有名の詩学が織りなすテクスト─角田光代の『対岸の彼女』を読む/『この本が、世界に存在することに』 本ある人生─まとわりつく本・追い求める本/『Presents』─名前と涙/『森に眠る魚』あるいは虚構に宿る真実/「ドラママチ」─移動と内省のドラマ/失われた「楽園」を求めて─『夜をゆく飛行機』論/『彼女のこんだて帖』─小説のレシピ/『薄闇シルエット』/「八日目の蟬」─「母」と「母性」をめぐる物語/『ロック母』論─家族間における他者性の承認/『予定日はジミー・ペイジ』/他者の欲望を生きること─『三面記事小説』の倫理/『マザコン』─〈ちいさな母〉である私と、〈不完全な女〉である母が共振する時/連作短篇集『福袋』の世界─異物からはじまる物語/わちゃわちゃした人間関係─『三月の招待状』/そのバスは悪意へ─『おやすみ、こわい夢を見ないように』/「くまちゃん」─〈ふられ〉て成長する大人の物語/『ひそやかな花園』─〈だから私たちは話そうとするのではないか〉/『なくしたものたちの国』─喪失の寂しさとの付き合い方/『ツリーハウス』論─「逃げる」という生存の哲学をめぐって/「かなたの子」─母子未分に死生未分/『曾根崎心中』論─初のをめぐるドラマ/『紙の月』─構成が支える「基準」 角田光代 主要参考文献 角田光代 年譜
- 著者
- 現代女性作家読本刊行会
- 出版社
- 鼎書房
- 発売日
- 2012-09-10
- 価格
- 1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784907846954
- ページ数
- 211ページ
発売済み
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