七生

◆第二句集 『七生』は、景を鮮やかに切り取り手堅い詠み方に定評のある作者らしく、明快で端正な佳句揃いである。それに、月の光のように優しい、斬新な発想の句や遊び心のある句が加わり、深みと華のある句集となった。 帯・大木あまり ◆大木あまり選十句 倒木に日の射してゐる初音かな 木の花は今が盛りぞ浮いてこい 毛虫行く満艦飾の身をゆらし 星冴ゆる詩神はいつも仰がれて 恩寵のいろとなりたる龍の玉 花屑を掬ひて花を惜しみけり 草笛を吹きゐる妻の山河かな 白雲の押し移る夜のほととぎす 湖風はアイヌの風よ冷まじき 翅立ててこの世の蝶となりにけり
- 著者
- 石井那由太
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2020-10-20
- 価格
- 2,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781413181
発売済み
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