雨に打たれて

1930年代、ナチスに迎合する富豪の両親に反発し、同性の恋人と共に中近東を旅したスイス人作家がいた。 同じように世界に居場所を失い、中近東に流れ着いた人々がいた。 旅先で出会った人々を繊細な筆致で描いた、さすらう魂の吹き溜まりのような短編集。 シュヴァルツェンバッハは冷徹な観察者の眼差しと簡潔な文体で、 オリエントの国々を彷徨う異邦人の荒涼とした自由、追放者の勲章としての孤独、 そして過酷な運命を優美に描いてみせる。 ────山崎まどか

著者
アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ、酒寄進一
出版社
書肆侃侃房
発売日
2022-09-30
価格
2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784863855403
ページ数
224ページ

発売済み

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