オーバーフローする脳

◆「脳を鍛える」ことは可能なのか?◆ いまや脳は、情報の洪水に見舞われています。テレビを見ながら新聞を読み、連れ合いのお喋りにも耳を傾けていると携帯が鳴り出す──いまや同時にいくつもの事をこなすのは慣れっことはいえ、時々失敗するのも無理はありません。デジタル社会が生み出す情報の奔流に立ち向かっているのは、4万年ほど前の人類の祖先、生活環境もずっと単純だったであろうクロマニヨン人の脳とほぼ同じ容積の脳なのです。情報ストレスで、ダメージを受けないのでしょうか。本書はワーキングメモリという脳の機能に焦点を当てて、脳の限界と可塑性、脳機能を訓練する可能性について、最新の研究成果を一般の読者にわかりやすく解説した、興味深い科学読み物です。著者は、スウェーデンのカロリンスカ研究所教授、訳者は京都大学名誉教授。共にワーキングメモリ研究で著名な研究者です。

著者
T・クリングバーグ 著、苧阪 直行、訳
出版社
新曜社
発売日
2011-11-10
価格
2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788512610
ページ数
258ページ

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